230916_みんなができて当たり前、その考えが、何かが違うのかもしれない

かめたのコツコツ発達日記

僕は先週、会社で発達障害を抱える僕の困難について、先輩に説明をした。

どうしても、努めても努めてもできないことがあって、
それでも僕はできるようになりたくて、
それでもなかなかできなくて、
話しながら涙がでてしまったけれど、なんとかそう伝えた。

アニキ先輩は言った。
「おれは完璧主義でさ、
自分が何かできないことに直面するとほんっとうに腹が立つんだよね。
かめた君が想像するよりも遥かに自分にブチギレてるから、引くと思う笑
けれど、できて当たり前、その考え方がもう何か違うんだろうな。
かめた君の話を聞いてね、なんかね、そう考えたよ。」

アニキ先輩はそう言ってくれた
その日の前日、
僕は周りから見ても明らかに頭が回らない様子だったから、先輩の優しさに甘えて定時ですぐに帰り、早めに寝た。

アニキ先輩はそのことにも触れて、
「昨日さ、定時ですぐ帰るようにって言ったじゃん?それでもかめた君が早く帰って休まなかったら、おれ怒っちゃってたもしれないわ笑」
笑いながら言ったから、
冗談も含んだ内容だと僕は理解し、
「ありがとうございます。それなら早く帰ってやっぱりよかったです。笑」と
なんとか笑いながら返せた。

人に利用され、いじめられ、除け者にされ、
そういう経験しかしてこなかったから
人の優しさや配慮はどう受け取ったらいいものなのか、悩む
優しさをそのままに受け取っていいのだろうか?
裏の意では僕をどう思っているのか?
そう考えてしまう。

そんな僕なのに、
アニキ先輩の言葉を疑うことはできたりしない。

先輩は裏の意を込めないし、緘黙気味な僕に話しかけ続けてくれている、
そんな人を疑えたりは、僕も流石にできたりしない。

有難いな。
人と違うからと除け者にされ続けた僕を、
僕を、僕を受け入れてくれるところがこの世にはあるのかもな。

つらくても、諦めないでよかったな。

何度も全てをやめてしまいたくなったけど、
生きるのをやめないで、よかったな。

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