職場のアニキ先輩は甘くない。
仕事のミスは怒るし、責任の所在を曖昧にしない。
でも、
指摘の内容は具体的で、とても理解がしやすい。
ミスの原因が明らかになれば、
それに対しての対処法を考え伝えてくれる。
アニキ先輩と同じ仕事量はできなくても、
いつか、
そういう本当の優しさのある人に、
僕もなりたいな、と思う。
そのアニキ先輩に、今日は注意をされた。
一昨日、僕は寝れなくて、
昨日の夜は、本当にフラフラとしたまま働いてしまっていた。
そのことについて、注意をされた。
「最近ちゃんと寝れてるの?」
と聞かれ、
「いや、実は薬の調整してて昼の眠気はなくなったんですけど、夜寝れなくて笑」と返したら、
「だめじゃんっ!笑」
と笑って突っ込んでくれた。
続いて、
「薬で調整をしていて寝れないのは仕方がないかもしれなくてさ、
気になってたのはさ、昨日の夜、めっちゃつらそうにしてたよね?
無理して頑張る、それで翌日に響いたりしたらしょうがないんだから、
つらい時には体調管理のためにしっかり帰るべきだよ。
自分でつらさは感じてたでしょ?
気合いを入れてもできないことはできないし、
それならしっかり早めに寝て、翌日最高のパフォーマンスでやった方がいい。
そこの管理はさ、自分でやらないとダメだよ。
18時までは仕事だからいないといけないかもしれない、
でもその後の調整は自分でやらないと。
自分の体なんだからさ、付き合い方は自分で考えていかないと。」
そう、注意をされた。
注意をしてくれるその厳しさに、本当の優しさを感じた。
僕は無理をし続けるのが当たり前なこととして生きてきたから、
自分を大切にする、とかが本当に苦手なんだよな。
つらくても、歯を食いしばればいい。
痛くても、ガマンはすればいい。
悲しければ、感情を無くせばいい。
そうやって目の前のことに対応してきたから、
明日のために今休む、
というのは最近、初めて知った技術で、
なかなかまだ無意識にはできていない。
最近ようやく、
疲れるという感覚を覚え、
疲れたらちゃんと動けなくなるようになり、
無理を無意識にはできなくなった。
これは、成長かな。
すこしずつ、自分を大切にする方法も覚えていこう。
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