231012_「障害者としての僕」ではなく、「ただの僕として僕」を受け入れることができはじめている。

かめたのコツコツ発達日記

弱い人って、できない人って、罵られて当然、利用されて当然、
って、思っている人が多いのかな。

怒られて、利用される経験が多かったから、
人のことを信じる、ということがまだ得意でない。

権利の主張も苦手。

けれど、この2ヶ月で優しい人達に会い、
人間として扱われている感覚を得た。

いたずらに罵られてる時には怒りも感じるし、
自分が利用されている時には不当に感じるようになった。

自分を大切に思えなかったから、
自分を守ることもできなかったのだろうな。

僕は発達障害を抱えている。
作業の得意不得意が大きく、社会との間に障害を抱えている。

それはただそれだけの事で、障害を抱えてない「普通」の人と、
根本的に違う存在であるというわけでも、「人間ではない」ということでもない。

だから、僕はこれから、
自分を苦しめない、僕に向いた生き方を探していきたい。
ありもしない「普通」を求め無理をするのではなく、
僕の得意不得意に合った生き方を、選んでいきたい。

そう、今思えているのは、発達障害をカミングアウトし、
障害を含めた僕を受け入れてもらえた経験をしたからだと思う。
特別扱いもされず、ただ凹凸のある人間として、受け入れてもらえたからだと思う。

そうして初めて、
「普通」の僕でもなく、
「できる」僕でもなく、
「障害者」としての僕でもなく、
ただの僕として僕を受け入れることができはじめている。

しばらくは職を失うことになる。
正直、不安はとても大きい。

それでも、得たものだってある、
そのこともしっかりと感じながら、これからも生きていこうと思う。

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